雑記

 

 

 

 

地元のクレープ屋さんの傍らにあるベンチに、外人のお兄さんが座っていた。
男女の3人ほどのグループで居たようだが、彼だけは道路に面するように、友人らには背を向けるようにして座り、にこやかに、甘そうなクリームを美味しそうに頬張っていた。
どこかで見たことがある顔だ、と思ったが、彼ほどに整った顔の友人はいないし、何の記憶と混じっているのか、と思い直した時に判った。
記憶に、彼の目があった。
ジャニーズWESTの、小瀧望さんだった。
彼の目は、小瀧望さんの目とそっくりだった。
あの、純粋無垢の子犬のような、嬉しそうでいてどこか物悲しそうな、綺麗な目。

実は以前にも地元で、小瀧望さんにそっくりな、身長までもが同じくらいであろう外人のお姉さんを見かけたことがあって。
やっぱり、小瀧望さんの "かっこよさ" とか "かわいさ" とかいうのは、決してエキゾチックというワケではないけれど、日本人離れしたものなのだなあ、と。

 

 

 

NEWSの増田貴久さんの笑顔の「かわいさ」と「かっこよさ」の比率が8:2 だとしたら、彼は比率が2:8の増田貴久さんだった。
増田貴久さんよりも長身で筋肉も薄くスラッとしていたが、その雰囲気が、スマホを気怠げに弄り、一瞬私を見上げたその姿が、兎にも角にも増田貴久さんだった。(私が増田貴久さんにスマホを弄りながらチラリと見上げられたことは、一度たりともないのだが。)
彼は赤髪で、増田貴久さんのイメージにはそぐわないようなシックな服装をしていた気がするが、正直全くと言ってよいほど細々とした記憶は残っていない。
地元の裏道を、絡まったイヤホンのコードを解きながら歩いていた視界の端で彼を見つけ、一瞬で彼の独特の雰囲気に呑まれてしまった私には、彼の腰掛けたベンチの前を足早に過ぎ、余計にコードを絡ませてしまうことしかできなかった。
薄暗い時間帯であったしコンタクトも外してしまっていたので、彼の顔はきちんと見ていない。
もしかしたら顔はもっと別のタレントさんに似ていたのかもしれないし、あるいは短髪で体格のよい女の人だったのかもしれない。
だけれど、遠目から見た彼の「増田貴久さんみ」は、凄まじいものがあった。

 

 

 

 

人に似ている、似ていない、って結局何なのだろう、と思った話だ。
クレープの彼とのんちゃんの場合はまだ、パーツが似ているということでわかりやすいだろうけれど、お姉さんとのんちゃん、ベンチの彼とまっすーの場合は、どれだけの語彙を以ってどう説明したって、誰にも私のあの感動は10%も伝わらない。実際、言葉如きで伝わってたまるか、みたいな部分もあるが。

 

 

いっそ本人だったらなあ、なんて思いながら、もう一生会うことはないのであろうことを、ただ単純に、少し残念がりながら、人混みをくぐり抜けた。

 

 

 

 

 

 

 

追記 '170722

(後姿が神山智洋さんにそっくりな男の人を見かけた時のツイートを発掘したので追記)

 

服装は静かめなのに後姿が神山さんみ溢れる男の人、大っきめの白Tシャツに黒スキニーでアパレルっぽい黒の衣装袋を縦に背負ってて、金髪で神山さんと同じくらいのプリンになっててめちゃくちゃ好きだった(顔は見ていない)

 

この方は朝方、地元で駅に向かって歩いている時に見かけた。(朝からハチャメチャに興奮した。)

服装がシンプルなところは別として。

筋肉質そうな肩幅とか、体幹しっかりしてそうな歩き方とか、身長184cmと並んでしまえばチビって言われちゃうくらいの身長とか、丸ごととっても神山さんだったけれど、極め付けは衣装袋だった。

残念ながら(?)衣装袋背負って歩いてる神山さんを見たことはないのだけれど、アイドルやってなかったらアパレル業やってそうだな、っていう勝手な妄想。